ROJI BLOG


鬼は外、福は内☻

節分の日に、直島のみんなで恵方巻きを作りました〜☀︎ワイワイ賑やかです(^ω^)

第1回カレーミーティング

2月26日、第1回カレーミーティングが開催されました~。

初回の今回は、作り手6人のこじんまりスタート。当日、試食員が10人程になり、総勢16人、ワイワイにぎやかな雰囲気でした。

今回誘えなかった方、ぜひ次回一緒に楽しめるといいなと思っています。

 

今回は、宿泊のお客様にも判定していただきました。

島の住人・お客様・スタッフ一緒に、楽しい時間が過ごせました。

 

さて、料理人とお手製カレーのご紹介です。私の独断と偏見でコメントしています。

カレー大会や、カレーのことは別にいいかな、という方は読み飛ばすことをおすすめします。

 

①カフェ中奥マスター

【本気中奥カレー】

カフェ中奥のカレーは、ミンチベースの少しピリ辛キーマカレー風です。30種類以上のスパイスを調合するところから仕込んでいて、カレーマニアのオーナーらしいカレーになっていますが、

辛いもの好きなオーナーは、もっと辛くしたいところを、抑えているとのこと。

そして今回のカレーは、チキンカレー。スパイスが、中奥カレーの倍の量入っており、チキンがごろごろ。

確かに、辛い。でも、コクがあって、カレー好きにはたまらん感じでした。

万人受け狙ってない感じが『本気』なんですね。

 

②漁師のTちゃん

【新感覚・カレー】

「やべぇ、カレーなのに甘い!なぜだろう!」という自信のない声と一緒にゲストハウスに

やってきました。心の中で安心した私達でしたが、カレーを口にしたとたん一変しました。

旨いじゃないか!確かに少し甘いけど、辛味もあってメリハリがあって、分かり易いというか、まとまっている!やられた~。彼の目標設定が高かったのでしょうか。

ひき肉とピーマンとたまねぎをトロトロに煮込んだカレーでした。

 

③つつじ荘カフェスタッフI

【うずら豆とひき肉のカレー 野菜の自家製コンフィ添え】

将来カフェ開業を夢見る彼女らしい、シンプルだけど深みがあって個性のあるカレーでした。

さすが、小学生の自由研究でスパイスの調合をしていただけありますね!

スパイスの性格を知った上で選んでいるんだな~と。

自家製コンフィもとてもおいしく、見栄えも素敵でした。

 

④カフェコンニチハスタッフMちゃん

【トトロカレー】

少し赤みがかっていて、チキンや野菜がころころ入った優しいカレーでした。

何がトトロかというと、彼女がシェアしながら住んでいる古いお家がトトロハウスと呼ばれていることからきているそうです。ハヤシライスにも似た、少し酸味があってやわらかい、美味しいカレーでした。

 

⑤カフェコンニチハ 

【コンニチハカレー】

女木島のカレー対決にも参戦した、コンニチハ代表のシーフードカレー。

シーフードがごろごろ入っていて、見た目にもおしゃれ!

魚介の旨みが出ていて、安心と信頼の美味しさでした。

食べてみたいという方は、カフェコンニチハへどうぞ。

 

⑥カフェコンニチハオーナーYちゃん

【かぼちゃカレー】

さすが、オーナー!なカレーでした。かぼちゃがとろとろに煮込んであるので、ほっとする甘みと一緒に、コクと優しいスパイシーさがありました。

辛いカレーが苦手な方でも食べやすいカレーで、人当たりのよい性格って感じでした。

かぼちゃとカレーって合いますね。

 

⑦カフェ中奥・路地と灯りスタッフY(私)

【ひよこ豆のダ-ル】

ひき肉とひよこ豆、ペースト状にした人参、たまねぎをベースにしました。

ライスはガーリックバター。クコの実を添えました。シナモンが利きすぎたのと、甘かったのが

反省点…。

 

 

みんな、個性が出ていますね~。

今回は、ワイワイだったので、あーだこーだという間もなく、美味しかったね!という

会でしたが、それもまたよしですね。

お客さん判定の結果、エントリーNo2、Tちゃんカレーでした!これには皆で笑いました。

一番自信なかった料理人、優勝おめでとうございます。

 

 

長くなりましたが、カレー好きの方、そうではない方、読ん下さりありがとうございます。

 

 

そんな、普段の日常と少し違った路地と灯りのひとときでした。

 

 

 

 

※写真を撮るのをすっかり忘れていて、各々のカレーを温めている鍋達画像しかありませんでした。

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

うたね

*名前についての余談*

路地と灯りから歩いて15分くらいの所に、“pan tocori”という、とっても素敵なパン屋さんがあります。

そのパン屋さんのオーナー夫妻(このご夫婦もとっても素敵!)、

実はうちの猫の名づけ親なんです。

正確に言えば、猫のための名前ではなく、元々はこのゲストハウスの名前を一緒に考えていたとき、(というか、あまりに思いつかなくて巻き込んだというのが正解)

候補として出して下さった名前が『utane』だったんです。

歌、うたたね、種、いろんな意味もあって、響きもよくて、これはいい!!

と大絶賛だったのですが、『いや、まてよ?おっさんがオーナーのゲストハウスにしては可愛すぎるぜ』とのマスターのひとこと。

残念ながらお蔵入りとなったのですが、やっぱり可愛いので、この子の名前として使わせてもらっています。

巻き込んでおきながら、、ゲストハウスの方じゃなくて猫の名前になっちゃったね、というお話です。

そんな心も優しくパンもおいしい素敵なパン屋さん、トコリさん、ぜひ行ってみてくださいね。

そして、うたねって可愛い名前ですね、と言ってくださったら幸いです。

 

 

 

 

 

オープンによせて

みなさん、初めまして。路地と灯りスタッフのやっちゃんです。

 

みなさんに、路地と灯りのことが少しでも伝わるといいなと思いつつ、

路地と灯りのふわっとした日常を綴っていきたいです。

どうぞよろしくお願いします。

 

ゲストハウスオープンにあたり、オーナーに『ブログをやってはどうですか』と提案したところ

『俺、文章苦手なんや~』とのお返事。

そんなわけで、私が更新させてもらいます。

でも、たまにはオーナーも書いて下さいねアピールを続けるので、今後どうぞお楽しみに。

 

***

 

一回目の今回は、名前について書こうかな、と思います。

 

2013年1月17日、直島の穏やかで静かな本村路地に、ゲストハウス路地と灯りがオープンしました。

 

『お店の名前って、想いをこめてお店のことを考えていれば、あるときふっと空から降ってくるもんだよ』とよく聞いていたので、

こんなに綺麗な直島の星空があれば無敵だなと思っていました。

ところが、最後まで肝心な名前がなかなか決まらず、

あーでもない、こーでもない、そーでもない、と頭を抱えました。

 

島の中の道しるべ、灯台みたいなイメージ、みんなの旅の中に燈るようなイメージ、ほわっとした感じ。

 

イメージを言葉にするのは難しいですね。

 

そんな日が続き、オープン直前のある日、『路地と灯り』は降ってきました。

 

改装の中で、オーナー自身こだわって選んだアンティークの灯りたち、路地に燈る灯り

その存在のように育って欲しいと願う気持ち。

 

うん、ぴったりですね。と思いました。

 

 

そしていよいよ、路地と灯りが歩き出しました。

 

来て下さるお客様、皆さんの笑顔に出会えることを、本当に嬉しく思いました。

 

路地と灯りという名前は、みなさん旅や思い出の灯りとなれば…とつけられましたが、

私の心の灯りとなっていることを感じます。みなさんのおかげですね。

 

まだまだ、よちよち歩きでやっていますので、毎日のゲストは多くはないですが、

サザエさん家のタマのような存在のにゃんこもいますので、ゆっくり過ごしてくださいね。